アデルによる通算4枚目となるフル・アルバム。自身の人生体験を赤裸々に綴ることで知られる彼女が今回フォーカスしたのは自らの結婚~出産~離婚を通して感じた思い。ベテランのグレッグ・カースティンから、先日ブリットアワード年間最優秀プロデューサー賞受賞した新生インフローを始め、ルドウィグ・ゴランソンからマックス・マーティン、さらにはシェルバックまで多彩なプロデューサーと作り上げられた珠玉の名曲が顔を揃えた作品。アメリカおよびイギリスにおいては2021年でもっともセールスを記録したアルバムでもある。
今世紀を代表するシンガー・ソングライター。2008年のデビュー・アルバム『19』でグラミー賞<最優秀新人賞>と<最優秀ポップ女性歌手>の2部門を受賞。続くセカンド・アルバム『21』は全世界で3,100万枚を販売、今世紀最大のセールスを記録。さらに第54回グラミー賞に主要3部門を含む6部門でノミネートされ、すべての賞を受賞。2015年発表のサード・アルバム『25』でもグラミー賞でも計5部門を受賞し、史上初めて主要4部門のうち3部門を2度も制覇した世界最高峰のアーティスト。